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M109 155mm自走榴弾砲 : ウィキペディア日本語版
M109 155mm自走榴弾砲[えむ109155えむえむじはしりゅうだんほう]

M109 155mm自走榴弾砲は、アメリカ合衆国が開発した自走砲。専用に開発された車体と155mm榴弾砲を装備した旋回式砲塔を持つ。結果としてM44 155mm自走榴弾砲の後継車両として第二次世界大戦後第2世代の自走砲となる。
M109A6にのみパラディンシャルルマーニュの家臣として知られていた十二勇将)という愛称がある。


== 概要 ==
1962年から生産が行われ、アメリカ陸軍海兵隊向けが合わせて約2,000両が生産された。主砲を新型に換装するなどの改良型(M109A1/A2)に加え、さらなる近代化改修(M109A3-A6)が行われ、シリーズの生産累計は約10,000両といわれている。
アメリカ以外にもドイツ連邦軍イスラエル国防軍など西側諸国で広く採用されたが、1980年代以降、イギリス製のAS-90ドイツ製のPzH2000韓国製のK9などの新型自走榴弾砲に更新されて逐次退役しつつある。
1998年にはM109の後継となるXM2001 クルセイダーの開発が始まったが、高額なのと50トンにおよぶ大重量のため2002年に開発が中止された。そのため、当面M109が現場で使われると思われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M109 155mm自走榴弾砲」の詳細全文を読む



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